今回はゲーミングマウスの選び方について紹介していきます。また私がおススメするゲーミングマウスも紹介したいです。
PCでゲームをする際に必須になってくるアイテムである「ゲーミングマウス」ですが、さまざまな種類があって選ぶのが難しいかもしれません。ゲーミングマウスは普通のマウスと違うところがあってゲームや作業を快適に行うのに適したマウスになっています。
ゲーミングマウスとは?

ゲーミングマウスは、普通のマウスと違う機能が多々あります。
- センサーの性能(DPIが高い)
- ポーリングレートが高い
- 耐久性がある
- マウスにサイドボタンがある
- 持ちやすい
の5つが主に普通のマウスと違う点です。それぞれを詳しく見ていきましょう。
センサーの性能(DPIが高い)
DPIの性能
ゲーミングマウスには「DPI」をカスタマイズできる機能が搭載されているものがほとんどです。
「DPI」とは「dot per Inch」の略で、マウスを1インチ動かしたときに画面上でマウスポインターが何ドット動くかという値。
例えば1000DPIのマウスを1インチ(約2.54センチ)操作すると画面では1000ドット分ポインタが移動することになります。なのでDPIの数値が上がるほど、より少ないマウス操作で大きくポインタが移動します。
このDPIの値を大きくすればFPSなどで有利になりそうですが、そうではありません。
DPIを高く設定してしまうと、少しのマウスの移動で画面がぐるぐる回っているような感覚になりゲームどころではないです。(あくまで私の感想です。)
FPSプレイヤーのプロ達は大体400~800のDPI値でプレイをしています。
それを考えると、DPIの設定ができるゲーミングマウスを購入する際には、DPIの最高値もある程度大事です。
しかし最も注意して見るべきなのは、DPIを細かく設定できるかを確認しておきましょう。
IPSの性能
IPSとは「トラッキング速度」を表しています。これは一秒間に何インチ動かしてもマウスが正常に読み取り可能かを表すもの。この値が高ければ高いほど「FPS」などのゲームでもマウスを高速で移動させて使用しても正常に読み取ることができます。
ポーリングレート

ポーリングレートとは、1秒間にマウスからPCへ何回情報を送るかの数値。
数値が高いほどマウスの入力を素早く、細かくPCに伝えることができます。例えば1000hzだと1秒に1000回PCと通信を行うことになります。
普通のマウスだとポーリングレートは125Hzです。一般的にゲームで推薦されているのは500Hzなので、普通のマウスだとポーリングレートが低すぎる事がわかります。
ポートレートが低いと「マウスの反応が遅くなる」ので、数ミリ秒で勝負が決まるFPSのようなゲームだと物凄く大事になってきます。
ゲーミングマウスはこのポーリングレートが500~1000に引き上げられているので、遅延を気にせずプレイすることができます。
耐久性がある

ゲーミングマウスは普通のマウスと比べて、耐久性があります。
普通にマウスを使用するなら問題はないと思います。しかしFPSなどのアクション系のゲームになると、操作も激しくなってマウスが故障するということもあります。
ゲーミングマウスは、クリック耐久度が2000万回を超えるものまで存在します。そのため最初に購入するマウスは少し高くなってもクリック耐久度があるゲーミングマウスを選ぶことをオススメします。
サイドボタン

ゲーミングマウスには、マウスにサイドボタンが付いているものもあります。
これはゲームをプレイしている人なら分かると思います。キーボードに割り当てられたキーが押しにくい時や、わかりにくいと困っている方へオススメ。
またゲーム以外にも使用する事で、作業なども快適に進める事ができます。
私が購入したゲーミングマウスはサイドにボタンが2つあります。
このボタンはゲームではキーを割り当てる事ができますが、ブラウザなどを使用している時は「進む」「戻る」が割り当てられています。
その為毎回ブラウザの「戻る」「進む」を押しにいかなくてもいいので、快適にネットサーフィンをする事ができます。
持ちやすさ

ゲーミングマウスを選ぶ際に重要になってくる「持ちやすさ」
いくら性能の良いゲーミングマウスを使用しても、自分の手にフィットしていないと十分に実力を発揮できません。
またゲームをする際に自分の持ち方があると思います。
マウスの持ち方は主に3つあります。
- 「つかみ持ち」:マウスを手で覆う様に持つ
- 「かぶせ持ち」:マウスに手の平をつけるように持つ
- 「つまみ持ち」:指先で挟むようにする
つかみ持ち
「つかみ持ち」はかぶせ持ちとつまみ持ちの中間くらいの持ち方で、指の腹と手の下部がマウスに触れている持ち方になります。
私もこの持ち方で今はゲームや作業をしています。
この持ち方は3種類の持ち方の中では一番ベーシックでバランスがいい持ち方になると思います。
この持ち方をしている人におすすめのゲーミングマウスはこちら
おススメポイント
- 49gの超軽量タイプ
- DPIは7段階選択できる(内4つがデフォルト)
- 絡まりにくいウルトラウィーブケーブルを採用
- RGB LEDによるイルミネーション機能を搭載
- カスタマイズ可能なマクロボタンを2つ搭載
かぶせ持ち
かぶせ持ちはマウスを最も深く持つ持ち方で、手のひらがマウスにしっかりとくっついているのが特徴。
この持ち方は重心が後ろになるので、手首(スナップ)を上手く使える方にお勧めの持ち方。
またサイドにあるボタンが他の持ち方と比べて押しやすいと感じました。
この持ち方をしている人におすすめのゲーミングマウスはこちら
おススメポイント
- DPIが100~25000までと幅広い
- 83gと超軽量
- 6個のプログラム可能なボタン
- 680万色から選択してライトをカスタマイズできる
- 値段も5000円代なので比較的安い
つまみ持ち
つまみ持ちはマウスを最も浅く持つ持ち方で、指でつまむように持っています。
この持ち方は指先でコントロールする方に向いている持ち方です。
手のひらがマウスに触れていないので安定性にかけるかもしれません。またマウスを左右に振ったときに力が入っていないとエイムがブレるかもしれません。
なので、マウスをしっかりと指先で持てるようにマウスの先端が細くなっている形状がおススメです。
この持ち方をしている人におすすめのゲーミングマウスはこちら
おススメポイント
- 高速LIGHTSPEED技術搭載の1msワイヤレスゲーミングマウス
- 単三形乾電池1本で最大250時間連続のゲームプレイが可能
- マウス感度は100~12,000DPI調節可能
- プログラム可能な6個のボタンを搭載
- 99gと軽量なゲーミングマウス
値段別オススメのゲーミングマウス
〜5000円のゲーミングマウス
初めてゲーミングマウスを購入する方はまずこれらのゲーミングマウスをお勧めします。
値段も5000円以下なのでお求めやすいと思います。
私も「CRYPTO VX7 ゲーミングマウス」を最初に購入しました。値段の割に性能がよくて今も愛用しています。
Logicool G ロジクール G ゲーミングマウス 有線 G300Sr
- 入門モデルとしてゲーム初心者におすすめ
- 3つのプロファイルを保存できるオンボードメモリ
- 9個のプログラム可能なボタン
- 巧みに設計された左右対称デザイン
- 200~2,500DPI
Razer Viper Mini ゲーミングマウス
- 8500 DPI 高精度オプティカルセンサー
- 61G の超軽量デザイン
- 1,680万色のカラーオプション
- 6 個の個別プログラムが可能な Hyperesponse ボタン
- 最大 300 インチ/秒 (IPS) / 35G の加速度
CRYPTO VX7 ゲーミングマウス
- DPIは200~8000の間で調節可能
- 自由にプログラム可能な6個のボタン
- かぶせ/つかみ/つまみ持ちすべてに対応
- ゲーミングマクロ機能あり
- 本体は80gと軽量
〜10000円のゲーミングマウス
Razer Basilisk V3 ゲーミングマウス
- プログラム可能な 10+1 個のボタン
- 最大 650 インチ/秒 (IPS) / 50 G の加速度
- 耐クリック回数 7,000 万回
- リフトオフ/ランディングディスタンスの高度カスタマイズ
- 26,000 DPI Focus+ オプティカルセンサー
Razer ゲーミングマウス Viper Ultimate
- 74gという軽量設計
- 高速無線通信技術「Razer HyperSpeed」を採用
- 最大20,000DPIの解像度
- 650IPSのトラッキング速度
- 1度の充電で最大70時間の連続稼働
まとめ
今回はゲーミングマウスを初めて購入する方に向けて、記事を書きました。
どのゲーミングマウスを買えば迷った時は
- 自分の持ち方で選ぶ
- まずは〜5000円から選ぶ
- 性能で選ぶ(DPIやIPSなど)
- デザインで選ぶ
これらを意識して選ぶと、良いゲーミングマウスに出会えそうな予感がします。
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